いよいよ来週に内覧会が近づいてまいりました。現場は大工さんたちと建築事務所スタッフが所狭しと動き回り、完成に向けて作業を進めてくれています。各部屋の壁にも色が入り、作業も佳境だと実感する今日この頃です。各部屋の色はどのように決めたのか、由来をご説明いたします。
ATELIER minetteの各部屋、全部色が違います。
ATELIER minetteは全6室あります。今回、全ての部屋の壁色を違うものにしました。今回はリノベーションと言うこともあり、元々あった木材の色や、追加して作った湾曲する壁など、素材を活かして、木目が綺麗に出るよう計算しているので、「アクセントウォール」という手法で、部屋の一部をペイントしました。
ATELIER minetteの敷地内には、元々様々な花木が植えられており、四季折々に綺麗な花や紅葉を見せてくれます。これは前に住んでいたフランス人画家、ベルナール・カトランが育てていたものです。特に玄関門扉から建物に繋がる一角に植えられた梅の木はとても見事で可憐な赤い花を付け、とても綺麗です。今回のリノベーションに際して、こうした花木は極力そのまま活かすことにしました。
各部屋のアクセントウォールは、各部屋から見える花木の色から着想しました。
Room A 金木犀
Room B もみじ
Room C 桜
Room D 木蓮
Room E 梅
Room F 椿
実は、意外と難航したのがここから実際の色を決める作業。「桜」というと「ピンク」ですが、分かりやすい色味を選ぶと子供っぽくなってしまうのです。例えピンクであっても、大人が寛ぐことが出来る色を選ぶ必要がありました。着色するペンキは、シックな色合いが多くあり品質にも定評のあるアメリカのメーカー、ベンジャミン・ムーア社製のものをチョイスしました。しかしこのベンジャミン・ムーア、例えばピンクだけでも100色位あるのですよ…、なのでスタッフ総出で意見を出し、最終的な色を決定しました。建築事務所の若い女性たちが大活躍したことは記しておきます。(笑)
ちなみに、ベンジャミン・ムーアは各色に名前を付けています。各部屋で決めた色はこんな名前です。
Room A "Angel's Trumpet"
Room B "Amarylis"
Room C "Mexican Tile"
Room D "Mulberry Wine"
Room E "Santa Rosa"
Room F "Peaches N Cream"
3月10日は内覧会です。
ついに来週3月10日は内覧会開催日です。どんな壁になったのかも含めて、ぜひ見学にいらしてください。今回も企業の方々にご協賛をいただき、グッズをご提供いただきました。
- デビフペット㈱ 猫用フード
- ZYMO ペット用ジャーキー
- クリロン化成㈱ 猫用うんちが臭わない袋
- 猫の砂.com 猫砂(こちらは入居者さんプレゼントです。)
内覧会にご参加頂き、猫を飼っている方に先着でお配りします。参加はこちらのフォームで受付中です。